会の行事の最近のブログ記事

札幌の街はやっと春到来と言ってよい気候になりました。

そして講演会まで約2週間となりました。

講演会テ-マに坂本龍馬さんが含まれているせいか札幌市内に配布したチラシの減り具合は大変速いです。

幕末において西郷南洲先生が龍馬さんのお世話をしたことに対する「恩返し」が平成の世でなされた感があります。

昨日は朝日新聞さんが本講演会のお知らせ記事を掲載して下さいました。

 

 

 

朝日新聞 記事.pdf  

 

 

 

4月30日付朝日新聞夕刊「えるむ通り うぃ-くり-らいふ」欄に掲載されました。

講師を務めて下さいます原口先生の顔写真がカラ-でしかも整ったレイアウトです。

当会にとり準備を進める過程で励みになります。

朝日新聞さんにはあらためて御礼申し上げます。

そして地域新聞「ふりっぱ-」さんにも同様のお知らせ記事が掲載されてました。

発行会社の総合商研株式会社さん、心より感謝申し上げます。

私達事務局サイドも今から講演会を楽しみにしております。

 

 

 

パソコンの調子が悪く昨年来、HP上に活動報告をお知らせしておりませんでした。

今年はそのようなことが無いよう留意して参ります。

1月24日、15時より北海道南洲会平成27年度総会が開催されました。(会場:中央区にあるコロポックル)

平成26年度活動報告、平成27年度活動予定、平成26年度会計監査(収支)報告、平成27年度予算案、平成27年度役員承認これら全てを承認いただきました。

役員構成につきまして当会発足時より監査役を担当して下さいました角田秀昭様が退任となりました。長い間お世話になりました。この場をお借りしましてあらためて御礼申し上げます。

16時からは懇親会へと移りました。

鹿児島焼酎、北海料理をいただきながら終始、賑やかな雰囲気のもと「行事始め」は終了しました。

本年5月には鹿児島より講師を招聘し講演会を開催します。

本年も会員皆様に実り多き思い出を構築することができるよう一致団結し邁進していきましょう。

 

                                                     事務局

 

 

先週土曜日(2月1日)、平成26年度総会が開催されました。

 

15時~総会、16時~懇親会のスケジュ-ルで盛会にて終了しました。

 

当日は決して良いとはいえない天気でしたが20名を超える会員の皆様が出席されました。

 

なかには1年振りの再会となる方もおり緊張感よりも懐かしさが先に立ちました。

 

総会は昨年度及び本年度の活動報告・決算報告がなされ満場一致で承認されました。

 

本年度の役員も同じく承認されました。以下に記します(敬称略)

 

 

顧  問:武谷洋三(再任)

 

会  長:山川寛之(新任)

 

副 会 長:深澤 等(新任)

 

事務局長:大槻政哉(新任)

 

監 査 役:角田秀昭(再任)

 

幹 事 長:工藤 勉 (新任)

 

 

山川新会長のもと一致結束し楽しい会運営に努めて参ります。

 

 

懇親会の前に"恒例"となった松田恵美子様の詩吟披露がございました。

 

 

松田さん.jpg

 

新しい門出に相応しい張りのあるお声に一同大満足致した次第です。

 

懇親会は多岐に亘る話題で盛り上がりました。

 

 

全体.jpg 

まさに談論風発。あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 

毎度のことですが西郷隆盛先生を敬愛する「同志」との触れ合いは勇気と元気の源となっております。

 

次回勉強会は2月27日を予定しております。会員の皆様には後日ご案内させていただきます。

 

 

まずは新年明けましておめでとうございます。

第3回講演会終了のご報告もせず年が明けてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。

本講演会、開催日数日前まで台風による中止も覚悟しましたが無事、開催することができました。

講師を務めていただいた福田賢治先生には心より御礼申し上げます。

また当日、お手伝いいただいた会員の皆様にも感謝申し上げます。

参加された多くの方から高い評価をいただき主催者として安堵の気持ちで一杯です。

参加された方のご協力でご記入いただいたアンケ-トの中には「毎年、福田先生に来ていただきたい」とのコメントがありました。

今年の活動内容はこれから検討に入りますが昨年より少しでも有意義にしていきたいと考えております。

昨年来、我が国の景気が回復してきたとの良い報道をマスコミを通じて認識しております。

しかし日本人として生きる上での「本質」を理解して過ごしている方はごくわずかではないでしょうか?

西郷隆盛先生が遺された「生き様」を今一度吟味し自身の行動に反映させていきたいと思います。

今月23日に平成26年初めの勉強会を開催します。「南洲翁遺訓」及び「永井隆会員による発表」がテ-マとなります。

今年は当会にとって新たなるスタ-トになります。

健康には留意し健全な社会を構築するためお互いに切磋琢磨しましょう。

 

 

 

今月13日に開催した講演会(15回勉強会)は成功裏のうちに終了しました。

 

3連休の初日そして土曜日にもかかわらず当会会員の皆様、大勢の一般の方々にご参加いただき心より感謝申し上げます。

 

また、本講演会を「お知らせ記事」として掲載して下さった北海道新聞様にも御礼申し上げます。(下記のPDFが記事のコピ-です)

 

 

シ-トンさん   道新記事.pdf

 

 

お陰様で会場は予想以上に大勢の参加者で熱気を感じることができました。

 

今回も参加された皆様にアンケ-トの協力をさせていただきました。

 

多くの方が「(講演会は)大変良い内容でした」と評価して下さいました。

 

 

 

多人数.jpg

 

「西郷隆盛先生が靖国神社に合祀されていないにもかかわらず日本国内における知名度・人気の高さは群を抜いている」というシ-トンさんの解説に頷かれた方は多かったと思います。

 

 

 

シ-トンさん.jpg

 

北海道大学教授のフィリップ・シ-トンさんによるパソコンを駆使した密かつ判りやすいお話に時間の経過を忘れるほどでした。

講演の詳細につきましては後日、文章化しますので会員の皆様に配布致します。

勉強会終了後には今年2回目の懇親会も開催されました。

 

参加された皆様、講演会とは異なり緊張感薄れた楽しいひと時を楽しむことが出来たのではないでしょうか。

 

 

 

懇親会.jpg 

最後にご多忙ななか講師を担当して下さったフィリップ・シ-トンさんにあらためて御礼申し上げます。

 

次回勉強会は826日に開催します。(会員の皆様には案内書類をお送りしております)

 

 

第14回勉強会は6月4日・18時30分~「エルプラザ」にて開催されました。

 

勉強会開催に先立ち新しく会員になられた石川満寿夫様のご紹介がありました。

 

また、山川副会長のご紹介でお二方のご参加がありました。

 

当時のテ-マは以下の「道は天地自然のもの」でした。

 

 

 

 

西郷南洲翁遺訓「道は天地自然のもの」

 

忠孝仁愛教化の道は、政事の大本にして、万世にわたり、宇宙にみなぎり、易うべからざるの要道なり。

道は天地自然の物なれば、西洋といえども、決して別なし。

 

 

通常通り3回唱和。その後、山川副会長の解説へと続きました。

 

本遺訓は読んで字の如く「道徳」について述べられたものです。

 

それゆえ議論の焦点をどこに充てるのかがこれまでの遺訓に比べ難しいです。

 

林房雄さんの解釈のなかに朱子学、国学について触れている箇所があります。しかし各々の学問について述べることは時間的に無理があります。

 

確かに西郷先生を知るにはこうした学問を学ぶことが最善なのですが特に仕事を持つ人はなかなか時間に余裕が無いというのが正直なところです

 

山川副会長も「(仕事を)引退後、海音寺潮五郎の本や国学、儒学などの本を再びひも解いてみたい」とおっしゃっておられました。

 

また「教育は結果が出るのが遅い事業です。結果が見えないから簡単にやめることができる。企業でも教育訓練をやめるとゆくゆく大きな影響が出る。私が銀行に勤務していた当時、不景気になると研修費が真っ先に削られた。しかし社員教育はやり続けなくてはいけない」との発言もございました。

 

 

以下は勉強会に初参加されたKさん、Iさんのご感想です。

 

20年ほど前に"世界から信用される人は歴史に強い人だ"という言葉に感銘を受けました。それからただただ毎日、生きることに専念してきた。最近、自分の先祖に興味を持ち昨日、本日と神戸に行ってきました。70年周期で世界は変わると言われています。明治維新から70年後に先の戦争があり、その70年後が今です。本日の勉強会は山川副会長のお誘いがきっかけになりました」

 

「私は36年間、国民の生命・財産を守ると言う職場にいて精神教育をずっと受けてきました。本日の勉強会について共通点もあり、更に奥の深い内容に深い感銘を受けました」

 

 

 

新会員の石川さんのご感想です。

 

 

「今回の勉強会は初参加です。私はいわゆる団塊の世代ですが"世の中のために何かしたい"という思いがあります。そのためには自分の考えをしっかり持たなくては(日本は)かつての二の舞になる。靖国神社に行くと(明治維新の英雄のなかで)西郷さんだけが祀られていない。それゆえ西郷さんの考えを今の世に普及させなくてはいけないと思う。同時に自分を見つめ直したい」

 

 

 

本来、「道徳」は義務教育において正確にしっかりと教えなくてはいけない。

 

しかし現在はそうした授業が存在しないそうです。

 

「道徳教育」の有無はその時代によって異なることがわかりました。

 

天沼さんの時代「自分の時代は授業のなかに道徳の時間があった」。

 

山川副会長の時代「自分の時代は学校において道徳教育を受けてこなかった」。

 

松田さんの時代「終身という科目があったがその内容は先生が生徒の普段の行動を評価するものだった」。

 

松田さんの時代が"教師が生徒に対し責任をもって育成すること"に力を入れていた印象が強いです。

 

義務教育で「道徳」を教えないこと。人間教育の根幹をなす「道徳」の欠如が今日、我が国の衰退を招いているのでしょう。

 

北海道南洲会では今後も「人材教育」を主眼に勉強会を継続して参ります。

 

 

さてこの場をお借りして次回勉強会のお知らせをさせていただきます。

 

「第15回勉強会」を開催します。

 

詳細は下記の「チラシ」をご参照して下さい。

 

 

7月13日 チラシ.pdf 

 

 

 

「第15回勉強会」は公開勉強会にします。

 

当会員以外の方のご参加も歓迎致します。

 

4月30日、18時30分~「第13回勉強会」が開催されました。

 

ゴ-ルデンウィ-クのはざ間であるにもかかわらずご参加いただきました会員の皆様には心より感謝申し上げます。

 

この日のテ-マは以下の「平日の道」でした。西郷隆盛先生の慎重な取り組みについてなど会員の皆様から意見をいただきました。

 

皆さん、相当多くのご意見を述べられましたが結局のところ「西郷先生はこの遺訓を通して何を訴えたかったのか!」という観点に行き着きました。この着目点こそ西郷先生が残されたかった真髄ではないでしょうか。

 

以下、ダイジェスト形式になりますが参加された方々のご意見をまとめさせていただきました。

 

 

西郷南洲翁遺訓 「平日の道」

 

平日道を踏まざる人は、事に臨みて狼狽し、処分のできぬものなり。

たとえば近隣に出火あらんに、平生処分ある者は動揺せずして取始末も能くできるなり。

平日処分なき者はただ狼狽して始末どころではこれ無きぞ。

それも同じにて、平生道を踏み居る者にあらざれば、事に臨みて策はできぬものなり。

予、先年出陣の兵士に向い、我が備えの整不整をただ味方の目を以て見ず、敵の心になりて一つ衝いて見よ、それは第一の整えぞと申したり。

 

 

1.山川副会長に続き、3回唱和。

 

2.山川副会長による解説の後、ディスカッションがなされました。

 

 

 

山川副会長:本遺訓は今の世において、企業の強み、弱みを客観的に眺めることの重要性を主張しているのではないだろうか。(会社でも自治体でも)危機管理のフロ-チャ-ト作成が必要である。

      震災に対しても平時から対処する方法を確立しておくことが不可欠。

 

 

以下は会員さんの意見です。

 

 

 

1.「正道を踏む」の意は「備えること」であるのだろうか?私は違うと

  考える。正しい姿勢を持った上で「備え」をしなくてはいけないと

  言う釈を採りたい。「備え」の前に"道"があるという心のあり

  方を西郷先生は言っておられるのでは?

  今の若い人がこの遺訓を読むと単なるテクニカルなことを言って

  るのだと勘違いするかもしれない。

 

 

2. まさに精神のあり方について述べている。陽明学の考えが前面に

  ている。西郷さんのような人物は仙人のような方だ。

 

 

3. 天から授けられた道理を言っているのでは?つまり「泰然自若」と

  いう西郷さんの長所である。一喜一憂せず心胆を練るともいうべき

  ものだ。「天道」まさしく天の道。(敬天愛人)「邪」に走らない

  堂々とした王道を歩くよう平素から健全な精神を養う。

  テクニカルな教えではなく曇りのない鏡のような心境にになること

  が大切ということ。

  私は将棋をするのですが対局している人の後ろ側に立ち、自分の駒

  を眺めると自分の弱点がわかる。自分の弱点は敵(相手)の立場で見

  なくては理解できない。

 

 

3. 「備え」ということについて思い当たるのは私の父が常日頃「仮に失

  敗したとしても第二、第三の方法を考えておきなさい。そうすれば

    敗しないようになる」と口にするがこれも「備え」ということであろ

    う。そのためには「一日一日を大切に生きなさい」とも言ってくれま

    す。

 

 

4. 「道」ということで言うと私も万が一に備えた訓練を常に行っており

   ます。かし本当の震災・事故が発生した時、110番、119番に電話を

   しても迅速な対応はできない。それゆえ「今自分がいる現場でどこま

   でできるのかを念頭に置き訓練する」ことが重要である。

   「最悪なこと」というと命を失うことが最悪である。それゆえ「死生

    観」をしっかり持つことが大切と思う。

 

 

 

その他:西郷さんは緻密な性格の持ち主だ。篤姫の輿入れを担当したのが

    西郷さんであるがあれほどの業務は余程の細やかな神経がなくて

    は達成不可能である。そういう点では西郷さんの能力を見抜いて

    いた島津斉彬公の眼力は素晴らしい。

                     

                               以上

 

 

実際にはより多くのご意見が噴出しました。

 

皆さん、西郷先生について語れば語るほど、究極的には「我々凡人には西

郷先生の真髄を語ることなどできない」。という結論に達してしまいます

 

しかし上記のように志を同じくする仲間が集い、思いのたけをぶつけ合う

ことでわずかでも西郷先生の生き様を見出すことが可能になるのかもしれ

ません。

 

まずは自分の言葉で自分が思うがまま語ること。それから始まります。

 

ご報告が遅くなってしまいましたが勉強会終了のご報告(2件分)をさせていただきます。

 

まず2月27日・18時30分~エルプラザにて「第11回勉強会」が開催されました。

 

勉強会開始前、工藤会長の挨拶がありました。寒いなか、参加していただいた会員さんへの御礼と日本経済新聞に6回連続で掲載されていた「京セラ創業者・稲盛和夫氏」の記事を紹介致しました。

続いて山川寛之副会長から「西郷隆盛先生を信奉する人が一人でも多く当会に入っていただき互いに切磋琢磨することが貴重な財産となります」との挨拶もございました。

 

さて、この日のテ-マは下記の「政事」です。

 

通常通り3回唱和の後、山川副会長の解説、そして会員相互の意見交換と続きました。

 

 

西郷南洲翁遺訓 「政事」

 

政の大体は文を興し、武を振い、農を励ますの三つに在り。

その他百般の事務は、皆この三つのものを助けるの具なり。

この三つのものの中において、時に従い勢いに因り、施行先後の順序はあれど、この三つのものを後にして他を先にする更になし。

 

本遺訓はこれまで学んできた南洲翁の人物像とは異なり「政治のあり方」に関するものです。勉強会開催前に「テーマが抽象的ゆえ議論が盛り上がらないのではないだろうか?」と心配しておりましたが杞憂に終わりました。想像以上に深い考察に基づいた議論が噴出しました。以下、主たる意見を紹介させていただきます。

 

 

・「農」を産業ととらえることには賛同できない。農的生活つまり自分が食べる分くらいの農作物は自分で作るべきではないだろうか。(米国の)占領政策で私たちは「農」を失った。西郷先生は(明治6年の政変による)下野後、郷里に戻り畑に戻った。「農業は産業ではない」というのが西郷先生の考えではないか。(斉藤さん)

 

 

・南洲翁がはじめて携わった仕事が農業であり農業に対する特別な思いがあったのだと思う。今回のテ-マはもちろん現代の視点(現在の食料自給という観点からみてしまうと)でみると西郷がわからない。西郷は「勧農」を伊地知正治の名前で出させている。これは南洲翁の「額に汗して働く」という哲学でもある。一生懸命育てた作物は良質のものとして収穫することができるという。「農」は生命を作るもの。

 

 

 

 

 

次に3月30日・14時~かでる2・7にて開催された「第12回勉強会」の模様をご報告させていただきます。テ-マは「人材」です。

 

 

西郷南洲翁遺訓 「人材」

 

人材を採用するに、君子小人の弁、酷に過ぐる時は、却って害を引き起こすものなり。

その故に、開闢以来、世上一般に十に七、八は小人なれば、能く小人の情を察し、その長所を取り、これを小職に用い、その才芸を尽さしむるなり。

東湖先生申されしは、小人ほど才芸ありて用便なれば、用いざればならぬものなり。

さりとて長官に据え重職を授くれば、必ず邦家を覆すものゆえ決して上には立てられぬものぞなり。

 

 

今の日本社会(企業など)においても恐ろしいほどあてはまる遺訓です。

 

フリ-ト-クでは多くのそしてハイレベルな激論が展開されました。

 

まず「西郷隆盛先生は潔癖な方だった」、「西郷先生は清濁併せ呑むタイプではない」といった南洲先生の性格・生き方から始まりました。

 

この「潔癖」という表現に「西郷先生を潔癖という"ものさし"で表現すること自体、無理がある」という意見も出ました。

 

この点になりますと南洲翁の清廉潔白な生き方を認識しつつも「単に俗人に用いる表現で西郷先生を評してはいけないのでは?」という持論を持っている会員さんも存在するということがワカリマシタ。確かに私たち俗人と南洲翁を同じ"ものさし"で測ることには大いなる困難があります。

 

とはいえ私たちが南洲翁を尊敬する理由の代表的な天は「潔癖」であることについては

異論は出ないでしょうから「潔癖」のレベルが会員さん各々異なったイメ-ジがあるということであるのかもしれません。

 

南洲翁が大隈重信を酷評していた点について会員さんから議論提起されました。

南洲翁は「大隈には教育を任せてはいけない(教育を語る資格がない)」と喝破されていますし本人に向って「大隈さん、あなたは三菱から多額の資金を受け取っているそうですね。どうですかいっそのこと三菱の番頭さんになられては!」とまで言っております。

対して汚職のチャンピオンとでもいうべき長州出身の山県有朋が山城屋和助事件で失脚に追い込まれそうになった時には擁護する姿勢を示しております。

 

この点については「山県なくして当時の陸軍は成り立たない」と考えていたからとする論も紹介されましたが南洲翁の心中は複雑であったでしょう。

 

山川副会長から"上人と君子を見分けることの難しさ・重要性"のお話をいただきました。かつて銀行勤務時、長年にわたり人事を担当されていた山川副会長は「しっかりとした価値観を持ちイザという時にどういった動きをする人か見破らなくてはいけない」と述べられました。これは相当の経験がなければ出来ない能力です。

 

そういう点では西郷南洲翁を大抜擢した島津斉彬公の人物鑑識眼は歴代藩主随一といって差し支えないでしょう。同じく明治天皇の教育係に山岡鉄舟先生を推薦したり、東郷平八郎さんを留学させたりした西郷南洲翁の「人物鑑定力」も相当、ハイレベルなものであります。

 

本テ-マについて会員さんから以下の様な意見がありましたので簡潔に紹介させていただきます。

 

 

西郷さんからみた藤田東湖はこれまで自身が会ったことのない人物だったのではないだろうか。(今で言う迫力・人間力を内包した豪傑)

 

・人の本質を見抜くには見抜く人物が大人物でなくてはいけない。

 

・自分の現職時代、節目節目に徳のある人がいてくれたので助かった。

 

・戦前の官僚は大人物が多かった。彼らは天皇の官僚という意識を持っていた。(誇りと恥の精神を持っていた)

 

 

 

両勉強会とも山川副会長主導のもと進められましたが、会員の皆様から多くの「持論」を語っていただきました。回数を重ねるごとに良い勉強会に進化しております。

 

西郷南洲翁遺訓はただ読んだだけでは西郷隆盛という人物を理解したことにはなりません。「自分がこの遺訓のどの箇所に感銘を受けたか。同時にその感銘を自身の人生にどう活かしていくのか」この姿勢が大切であります。そのためにも志を共にする仲間が集い語り合うこの勉強会は意義深いのです。

 

今後も1カ月に1度の開催を目標に本勉強会を継続して参ります。

 

北海道南洲会行事報告が大幅に遅れてしまいました。申し訳ございません。

 

1月から2月にかけて行事が続きました。 

 

1月30日は「第10回勉強会」、2月2日には「平成25年度総会」が開催されました。

 

まず前者は「明治天皇と西郷南洲翁」と題して武谷洋三顧問が講演をされました。武谷顧問に講師を務めていただいたのは一昨年の「西郷南洲翁を偲ぶ旅を語る」以来です

 

昨年は明治天皇が崩御されて100年。明治維新そして何より西郷南洲翁を語る上で明治天皇の存在は切り離すことはできません。

 

西郷南洲翁が仕えた対象は師である島津斉彬公と明治天皇だけであったと表現しても間違いではないでしょう。

 

明治天皇を立派な指導者に成長させることが新生日本国の将来を決すると確信した南洲翁と明治天皇の「水魚の交わり」を武谷顧問がわかりやすく解説されました。

 

 

 

武谷 明治天皇.jpg

 

 

 

 

 

 

本講演内容は現在、文章化作業を進めております。完成後、会員の皆様にお届けします

 

明治天皇が南洲翁に親炙した期間はわずか2年半でした。その間、南洲翁の念頭にあったことはただ一つ。"明治天皇が新政府の中心に位置され国をまとめていくに相応しい能力を身につけること。"

 

そのため南洲翁はまず大幅な宮中改革を断行したのです。明治天皇の側近に奉仕していた柔弱な公家や女官を退け、剛毅朴訥なサムライに取って代わらせました。そのメンバ-としては南洲翁の盟友である山岡鉄舟さん、薩摩下加治屋町の後輩の村田新八さん、高島鞆之助などまさに一級の人物を選りすぐり明治天皇の教育係としたのです。

 

その結果として明治天皇の質実剛健な英風の形式に多大な影響を与えたのです。

 

たとえば明治天皇が馬術の稽古をされ落馬し思わず「痛い!」と叫ばれた際、南洲翁は「痛いなどという言葉はどのような場合でも男が申してはなりませぬ」と叱責しました。愛情とともに厳しさをもっての育成でした。後年お亡くなりになる直前の明治天皇は激痛をともなう症状、治療に対しても決して「痛い!」とは言われなかったそうです。明治天皇はお亡くなりになるまで(ご自身よりも先に亡くなった)南洲翁とともに生きたのでしょう。

 

南洲翁が明治天皇に施したこの「教育」こそ南洲翁が幼少時より受けた薩摩の「郷中教育」そのものであるのかもしれません。同時に島津斉彬公の薫陶を受けたていた頃の自分に明治天皇を重ね合わせていた可能性もあります。

 

南洲翁が西南戦争で城山の露と消えた後、明治天皇は強い心痛に苛まれました。

 

ことあるごとに南洲翁を偲んだ和歌を詠まれております。ここでは紙面の関係もありますので一つだけ紹介させていただきます。

 

今も世にあらばと思ふ人 をしもこの暁の夢に見しかな(明治37年)

 

 

 

後者の16時から開催された「平成25年度総会」には大勢の方が出席されました。

 

 

 

 

H25総会.jpg 

平成24年度活動報告・会計報告がなされ平成25年度活動計画・役員選任が議題に上りました。いずれも承認をいただきました。

 

尚、平成24年度一杯で退任された天沼宇雄様には当会発足より多大なるご尽力を賜りました。あらためて御礼申し上げます。今後は監事として大所高所よりご助言いただけますようお願い申し上げます。

 

今年度も月に一度の勉強会・講演会開催など地道な活動を遂行し、同時に当会発足時の理念を忘れることなく一歩一歩、歩んで参ります。

総会に引き続き開催された「懇親会」は大変明るく大盛り上がりとなりました。

 

西郷南洲翁の話題のみならず社会、文学、政治にまで熱く語っている当会員を天国の南洲翁は微笑んでおられたことでしょう。南洲翁は冗談が大好きで宴会において興に乗ると裸踊りをされたそうです。あまり想像できませんが(笑)

 

今年も南洲翁に喜んでいただけるような楽しい会活動を展開してまいります。

 

 

新年明けましておめでとうございます。

 

札幌市に限らず北海道は文字通り厳寒続きの毎日です。会員の皆様をはじめご家族のご健康を心よりお祈り申し上げます。

 

さて平成25年はスタ-トしましたがまずは報告が遅れたことをお詫びします。それは「第9回勉強会終了のご報告」です。

 

昨年11月27日に「始末に困る人」をテーマに内容の濃い勉強会となりました。講師は山川寛之副会長にお願いしました。

 

 

命もいらぬ、名もいらぬ、官位も金もいらぬという人は、始末に困るものなり。しかし、この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。

 されども、かようの人は凡俗の目には見得られぬ者ぞと申さるるにつき、孟子に「天下の広居におり、天下の正位に立ち、天下の大道を行う。志を得れば民とこれに由り、志を得ざれば独りその道を行なう。富貴も淫すること能わず、貧賎も移すこと能わず、威武も屈すること能わず」と謂いしは、いま仰せられし如き人物にやと問いしかば、いかにもそのとおり、道に立ちたる人ならでは彼の気象は出ぬなり。

 

 

進行方法は通常通り山川副会長に続いての唱和(3回)その後、山川副会長の解説、会員間の意見交換でした。

 

今回のテ-マは改めて説明する必要がないほど有名な「遺訓」です。日本国が危機に陥った時に度々この「遺訓」が誰彼ともなくつぶやきます。

 

平成24年12月9日の日経新聞「風見鶏」においてもこの「遺訓」が紹介されていました。会員の皆様には参考資料としてお送りしました。

 

その内容は"混迷する日本の政治状況下、幕末小説のヒ-ロ-を気取る候補者は多いが西郷隆盛のような人物が存在しない"という正論かつ既存の政治家(指導者)に対して強烈な皮肉でもあります。

 

もっとも西郷南洲先生のような偉人が今の世に存在していたらこれほどお粗末な国家・社会に堕落してはいないでしょうが・・・・・・。

 

"命も名誉もお金も要らぬ"人間が今の日本にそう存在しないでしょう。いえ皆無といっても批判を受けることはないかもしれません。「今の日本」という表現を用いましたが幕末においてさえもそのような「始末に困る人」の数は多くなかったのかもしれません。

 

西郷先生が戊辰戦争終盤、江戸に乗り込んだ時に出会った人物の一人に山岡鉄舟さんがいました。本稿では山岡さんの人物像などを割愛しますが西郷先生が最も心を赦し敬服された友人の一人です。食べるものにも欠く貧困下にあって清らかな志を失わなかった「最も美しい日本人」であります。幕末に興味を持つ人のなかにも山岡さんを尊敬している方は多くいらっしゃいます。

 

そんな素晴らしい人物であるからこそ西郷先生は明治天皇の教育担当に山岡さんを強く推したのでした。

 

前置きが長くなってしまいましたが「始末に困る人」の"モデル"が山岡さんであると言われております。西郷先生は庄内藩士に「理想の指導者像」を解説した際、山岡さんを思い浮かべたのかもしれません。

 

同時に西郷先生も山岡さんのような「始末に困る人」になるべく修業されていたのでしょう。

英雄、英雄を知る。そこには凡人が入る余地がありません。

 

当日の勉強会でもお二人の交友や西郷先生の覚悟のほどについて会員の皆様から多くの意見をいただきました。本テ-マは再度、学ぶに値する内容です。機会をつくりまた意見を交わしたいと考えております。

しかし裏を返せばこの「遺訓」に多くの日本人が感動するということは"今の日本に「始末に困る人」が存在しない"ことを如実に表しているのでしょう。(繰り返しになりますが)

 

平成の世に生きる私たちが「始末に困る人」になることは簡単ではありませんが幕末から明治の日本に西郷先生、山岡先生のような偉人が存在していた事実だけは忘れてはいけません。(繰り返しになりますが)

 

次回の勉強会は1月30日です。(18時30分~・エルプラザにて)

会員以外の方の参加も歓迎します。

テ-マは「明治天皇と西郷南洲翁」です。講師は武谷洋三顧問。

 

来月2日には総会も開催されます。年明けから行事が目白押しです。

会員の皆様には本年も会活動にご尽力賜りますようお願い申し上げます。

会員以外の方にもご支援をお願いします。もちろん入会、大歓迎です。共に西郷先生の生き様に触れ自分自身を高めていきましょう。それは自分のためでもありますが家族そして友人のためにもなると信じております。

 

西郷先生にわずかでも近づきたいと志向する人には想像を絶する苦難が待ち受けております。

 

孤独を恐れず、苦難を楽しむ。困難に直面しましたら次の教えを繰り返し心のなかで叫びましょう。

 

一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。(言志晩録)

 

 

                          事務局

当会活動のひとつである「講演会」が終了しました。

 

今回の「講演会」は第2回目の開催で講師も鹿児島市より招聘しました。

 

講師の福田賢治先生は今年の5月まで「鹿児島市維新ふるさと館」館長の任にあり現在は特別顧問でいらっしゃいます。

 

特別顧問に変わられた福田先生は館長時代以上にご多忙であります。実は当会講演会の翌日に鹿児島市にて2つの講演会を担当されるとのことです。

(今月末には沖永良部島にて講演されます)

ですから講演会終了後すぐに会場を後にされました。

 

札幌⇔鹿児島の航空事情は決して良いとはいえません。直行便は廃止されましたし接続事情も悪いのです。

 

福田先生の鹿児島到着時刻は21時近く。前日の鹿児島空港出発時刻は8時前。相当、お疲れのことだったと思います。

 

講演会前日、佐藤賢二さん(会員)のご好意により新千歳空港まで福田先生をお迎えにあがりました。昼食後は札幌市役所へ。渡部正行副市長を表敬訪問致しました。

 

渡部副市長は弁舌爽やかで西郷南洲先生についての知識も豊富でいらっしゃいました。同行して下さいました佐藤さんも交えての「西郷談義」に花が咲きました。20分もお時間を割いて下さった渡部副市長にはあらためて御礼申し上げます。

 

札幌市役所を後にした私たち3名は「札幌散策」をすることにしました。佐藤さんと私は考え抜いたすえ、福田先生を大倉山へご案内させていただきました。札幌市は観光スポットが少なく何度か札幌市を訪問されている福田先生に満足していただける場所はどこか思案していました。

 

大倉山を訪問された福田先生はジャンプ台の大きさ・角度に驚かれていました。鹿児島は降雪が少ないので当然ながらスキ-場はありません。テレビ観戦でしかご覧になったことのない福田先生が喜んで下さったのは当然かもしれません。もっとも桜島を有する鹿児島の方々を私はうらやましく思いますが・・・・・。ちなみに肌寒かったですがリフトに乗りました。

 

懇親会は14名の役員・会員さんが出席して下さいました。乾杯後、武谷顧問の発案で出席者全員に「西郷さんのどんなところが好きか」を1分間語っていただきました。

しかし・・・・・想像していた通り皆さん1分間で足りるはずもなくただただ盛り上がりました。

武谷顧問から「録音機があれば良かったね」と言われました。後日発言内容を皆で聞くことで勉強会に活かすことができると思うと残念です。発言内容が熱かったのは福田先生の「北海道の皆さんはとても熱心ですね」。と驚かれていたことに表れています。福田先生のこのご感想は裏を返せば「北海道南洲会の皆さんは西郷さんに対する深い敬愛の念を持ってくれている」。ということでしょう。

 

翌日の講演会は「チラシ・ポスタ-を見た」、「北海道新聞の記事を読んだ」、「北海道南洲会の会員さんに誘われた」と言う方が多く参加されました。事前のお知らせ広報はもちろんのこと会員皆様の協力の大切さを実感した次第です。以下は北海道新聞さんに掲載された記事です。

 

 

北海道新聞 記事.pdf

 

 

講演内容は後日、文章化し会員の皆様に配布しますが前半は「薩摩藩が維新の中心役割を担った歴史的背景」を後半は「その薩摩藩において重要な役割を果たした偉人を輩出した教育」が大きな内容でした。

 

福田先生は「西郷隆盛さん、大久保利通さんの力だけで維新が樹立したわけではない」ということを主張されました。新生国家は短期間にそして一部の偉人の存在のみでは建設することは不可能ということでしょう。

 

 

IMG_0784.JPG 

情熱あふれる講演をして下さった

福田賢治先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半の「教育」、実はこれこそ本講演会の主たるテ-マでしたが時間切れの感があり細部までの解説に到達することは出来ませんでした。

 

しかし「薩摩藩独自の郷中教育」、西郷先生のお母さんが幼少の頃より「貧乏は恥ずかしいことではない。貧乏に負けることが恥ずかしいことなのだ」と言い聞かせたことを福田先生は披露して下さいました。貧困に負けず清廉潔白を旨とし、強い意志で道を切り開くという西郷先生の生き方はまさにこの幼少時にスタ-トしたと私は確信しております。「薩摩の偉人は賢母が創った」といわれてきたゆえんであります。

 

「偉人」、「賢母」ともに平成の今の世にあっては"死語"になってしまいましたが今回の講演を機に当会が「人材輩出」の組織にまで成長することを願い新たなる目標を掲げ会運営に取り組んでまいります。

 

最後になりましたが講演を快諾して下さり遠路はるばるお越しいただいた福田賢治先生に

心より感謝申し上げます。

 

また講演会前日丸一日を割いて福田先生のお迎え及び札幌市内観光の重責を引き受けて下さった佐藤さん、司会を担当された大槻さん、締めの挨拶をしていただいた天沼さん、受け付け業務をこなして下さった山本さん、服部さん、工藤健司さん、高橋さん、福田先生を札幌駅まで送って下さった小池さん、本当に有難うございました。

 

会員皆様のご協力があったればこそ講演会を成功裏に終わらせることができました。御礼の言葉も見つからないくらい嬉しい気持ちで一杯です。

 

これからも宜しくお願い申し上げます。

 

工藤勉拝

 

5回勉強会、無事() 終了しました。

?マークを記したのはDVD鑑賞の際、工藤会長がレコ-ダ-の操作に手間取り少しあたふたしたためです。

機器操作もしっかりと行わなくてはいけないです。今後の反省材料となりました。

当日は当会員以外の方も数多く参加して下さいました。

 

2012060913420000.jpg勉強会前半は「南洲翁異聞」の鑑賞、後半は工藤会長と武谷顧問の補足説明で約2時間の勉強会を終えました。

この「南洲翁異聞」は"西郷隆盛は好戦的な征韓論者である"とするどこのどなたが何を根拠に主張したのか理解不能な既説に真っ向から立ち向かった内容でした。

まさに「勝者によって(意図的に)作られた論に意を唱えた」素晴らしい作品でした。

西郷輝彦さん演じる西郷隆盛先生は本ドラマのなかで「政治家がこんなことをしていたらいつかこの国は滅びる」と吐露しました。

「こんなこと」というのは長州閥の汚職を隠蔽するために国家・国民にとり有益な政策実行を無視し、朝鮮使節派遣を潰した(明治天皇に虚偽の報告をして)奸物による謀略工作のことでしょう。

私たち平成の世に生きる日本人は「明治6年の政変」から学ぶべき事柄が多々あります。

西郷先生はそういった日本人の姿勢についても訴えたかったのかもしれません。

参加された皆様には勉強会についてのアンケ-トにも協力していただきました。

概ね高い評価をいただいた内容でしたので安心しております。

勉強会後に開催した懇親会も大いに盛り上がりお店の協力もあり3時間も談論風発となりました。

でも北海道南洲会のメンバ-はアルコ-ルが入っても入らなくても"熱い人"が多いです。

よくぞこれほど真剣にそして楽しく討論ができるものだと少し客観視してしまいました。(記念撮影を忘れてしまいました)

日本の政界もこれくらい真剣さがあっても良いのではないかとも感じました。

次回勉強会につきましては詳細が決定しましたらご連絡致します。

北海道の気候も少しずつ暑くなってまいります。皆様ご自愛のほどお願い申し上げます。

また、今回の勉強会の教材として「南洲翁異聞」DVD使用を快諾して下さいました鹿児島テレビの堂脇悟取締役には心より感謝申し上げます。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

 

                             事務局

 

18日の札幌は久しぶりの悪天候に見舞われましたが「自分の西郷隆盛を築く」と題しての勉強会が開催されました。

今回のテ-マは永井隆さんの提唱のもと設定しました。

永井さんは「会員皆が西郷隆盛先生について語ることが出来るようにしたい」という強い情熱を持たれています。

今回も会員以外の方の参加があり充実した内容でした。

「西郷隆盛は偉大だ」「西郷さんのような指導者こそ今の日本に必要だ」との意見は当会内部のみならず、日本国が難局を迎える度に多くの局面で噴出してきました。

しかし、西郷南洲翁の「どんなところが偉大なのか?」ですとか「その南洲翁はどんな人物なのだろうか?」といった問いに対し、明確に答えることの出来る人はわずかではないでしょうか?

「私利私欲のないところ」

「誠実なところ」

「清廉潔白なところ」

などなど。

どれも当会員はもちろん日本全国の"西郷ファン"は共感してくれる南洲翁の人物像・魅力でしょう。

しかしそこから先について語ろうとしますと・・・・・・。とたんに南洲翁の人物像がぼやけてしまいます。

というより更なる魅力を探ろうとすればするほどわからなくなってしまいます。

今回の勉強会は初めての試みである「討論会形式」にて進行しました。限られた時間のなか参加者各自が「何故、自分は南洲翁に興味をもつようになったのか!」を語りました。

「先祖が西南戦争に参加し、西郷さんと共に戦った」

「詩吟のサ-クルで西郷さんの詩に出会い感動した」

「西郷さんについて書かれた小説を読み興味を持った」

等々、多くの異なった意見に参加者は其の都度、うなずいていました。

西郷隆盛の真髄・魅力-簡単には見出すことは不可能ですが勉強会を重ねるごとに発見していきたいと思います。

次回の勉強会は6月上旬の土曜日を予定しています。

「征(遣)韓論争」に関するDVD鑑賞をメインにした勉強会になります。

勉強会終了後は懇親会を開催します。

会員以外の方のご参加も歓迎します。

それでは季節の変わりめ、ご自愛の程よろしくお願い申し上げます。

 

                                           事務局

 

 

会員の皆様にはお知らせしておりますが3月18日・13時30分~15時30分まで勉強会を開催します。

場所は「かでる2・7」(札幌市中央区北2条西7丁目)の1010会議室です。

今回のテ-マは「自分の西郷隆盛を築く」です。

会員各自が胸に抱いてきた西郷隆盛先生への思い入れなどを語り"西郷隆盛とはいかなる人物か?"を討論します。

これまでの勉強会とは大きく異なる形態ですが試みる価値はあると考えます。

今まで西郷隆盛先生像を語ることは至難の業であると言われてきました。

「西郷さんの魅力は何だろう?」と自問自答してみますと何となく人物像は浮かぶのですが更に論理的に説明しようとすると必ずといって良いほど行き詰ってしまいます。

今回の勉強会で簡単にはその答えを見出すことは出来ないでしょうがわずかでもヒントを得ることができたなら成功と思います。

会員以外の方の参加も歓迎します。(申込みはHPよりお願いします)

                                                                       事務局

去る128日、平成24年度総会が開催されました。

 

会員様のなかには久しぶりにお目にかかる方もいらっしゃいました。

お蔭様で総会はつつがなく進行しました。

 

今年は昨年以上に勉強会の内容を充実させていく方針を確認すると同時に講演会の開催についても提案がなされました。

 

鹿児島から講師を招聘しての講演会はその準備に多くの時間を要します。もちろん会長をはじめとした役員が全力で取り組むことが大前提ではあります。しかし役員だけの力では円滑に進むことができないことも事実であります。一人でも多くの会員様のご協力が不可欠です。講演会前にはお手数をおかけすることと思いますが宜しくお願い致します。

 

山川副会長からは「組織の充実」について説明がありました。外部(社会)への働きかけも当会にとって重要ではありますがまずは内部の充実が第一ということです。会員相互が切磋琢磨し楽しい時間を共有すること無しには北海道南洲会としての存在理由がありません。当会は今年で設立3年目になります。役員はもちろん会員同士が遠慮せず意見を交換することが大切であります。今年はそういう雰囲気作りにも工夫を加えたいです。

総会の後には「懇親会」が開催されました。

 

「乾杯」の後、松田恵美子様による「詩吟」が披露されました。

詩は西郷南洲翁作「幾たびか辛酸を経て志堅し」でした。松田様の南洲翁に対する"熱き思い"を吐露するかのような「詩吟」に参加者一同、感動せずにはいられませんでした。

 

その後は永井隆様が作成された「資料」を基にした討論会も行われました。

 

南洲翁への恋慕にも似た思いはそれぞれではありますが皆さん最後は「西郷隆盛という人物は一体、何者なのだろう?」という疑問については結論がでませんでした。

 

それも当然のことで明確な文章で南洲翁の真髄を表した人物はこれまでにも存在していないのです。ただ心から南洲翁を敬愛し「南洲たらん」とした人は「心で南洲翁を語って」おられます。

 

当会でもそう簡単に南洲翁の魅力を結論つけることは不可能に近いかもしれませんが今後、勉強会を重ねていくごとにおぼろげではありますが「西郷隆盛像」を見つけることが出来るかもしれません。当会の存在意義はそういった努力を仲間となしえるところにあるのかもしれません。

 

今年も色々な出来事が身の回りに起こるでしょうが南洲翁の生き方を参考にし前を向いて着実に歩んでいきたいものです。

 

次回勉強会は3月上旬~3月中旬の開催を予定しております。

 

詳細が決定しましたらこのHP上でもお知らせ致します。

 

会員様以外でも歴史に興味のある方がいらっしゃいましたら一度、勉強会に参加されてみてはいかがでしょうか?

 

それでは北海道は厳寒の真っ只中にあります。皆様ご自愛のほど宜しくお願い申し上げます。

 

                              事務局

 

 

*昨年921日~24日までの「鹿児島ツア-」寄稿文がまだアップされていません。担当()の工藤会長にプレッシャ-をかけます。会員の皆様もプレッシャ-をかけて下さい。()

今年は日本国中が台風被害に悩まされています。

 

自然のなせるわざと言ってしまえばそれまでですが被害に遭われた方のお気持ちを考えますと「もういい加減にして欲しい」と怒りさえ覚えます。

 

かくいう北海道南洲会も台風と無関係ではありません。

 

921日から鹿児島へ行くのですが台風に巻き込まれる可能性は否定出来ないのです。

 

今回は会員さんたちも同行してくれますので"事故に遭わないこと"と"天気に恵まれること"が一番の願いです。

 

私はこれまで9年連続で鹿児島に行っていますが台風に遭遇したのは一回のみ。確率的には天気に悩まされることはないのですが・・・・・・。

 

今回の鹿児島訪問は34日で少し長い滞在ですが殆どの会員さんが「鹿児島訪問は初めて」ですので余裕を持った行程の方が目的を達成することが出来るのです。

 

今年は昨年以上に鹿児島市の"関係者"との交流が予定されています。

 

923日は鹿児島市内でシンポジウムが開催されるのですが幕末の偉人の子孫が集うそうです。こうした方とお目に掛かることも楽しみです。

 

もちろんメインは西郷隆盛先生のお墓参りなのですが西郷先生ゆかりの地もなるべく多く訪ねます。

 

その結果、実像を理解することにおいて困難を要する筆頭格の西郷隆盛先生を理解するヒントを得られたら嬉しいですね。

 

次回勉強会では有意義な鹿児島での体験をご報告出来るでしょう。会員の皆様、楽しみにされて下さい。

 

でも・・・・・・鹿児島はまだまだ猛暑が続きます。熱中症対策をしっかりとらなくては!             

 

    

 

                         工藤 勉 拝

 

先週の木曜日(6月9日)、役員会を開催しました。

新副会長も出席された今年初めての役員会でした。

18時30分に始め終了時間は21時近くでした。4名の役員で今後の会運営など多岐に亘る議論が出来まして本当に良かったです。

当会が発足し、実質的活動を始めてから約1年半が経過しました。

この時期に原点に帰り会の存続意義を確認することは大変、重要なことであります。

議論の結論としまして当会は「西郷隆盛先生の研究に取り組むことはもちろんであるが、究極的には松下村塾のような優秀な人材を輩出するための組織を目指す」ことを確認しました。

単なるミ-ハ-な歴史同好会ではないということです。

恐らく西郷隆盛先生はじめ最後まで西郷先生と共に行動を共にした多くの薩摩隼人他もそう願っていると確信しております。

西郷隆盛という日本の歴史史上、最も偉大で美しいサムライの名を冠した会である以上、その名に恥じない活動を遂行しなければ存在意義はありません。

当会の役員、会員全てがそう信じております。

その証拠に会運営に対しても真剣かつ厳しい提言が会長に寄せられます。同時にそれは嬉しいことでもあります。

会計幹事からは「走りながら考えること」を厳しく言われております。また、新副会長からは「西郷隆盛先生の哲学を自分の人生に生かすことの意義」を聞きました。

基本に立ち返る意味でも今後は、役員そして会員の胸の内に存在する西郷隆盛先生を語ることに力点を置いていきます。

次回の勉強会では「私と西郷南洲(隆盛)」と題して新副会長が語って下さることになりました。

北海道大手金融機関の役員として優秀な業績を達成した副会長はその間、常に西郷隆盛先生の哲学を意識されていたそうです。西郷隆盛先生同様、多くの辛酸を経て今もなお"西郷隆盛の哲学を信奉されている"副会長のお話を聞くことは多くの教訓を学ぶことが出来ると思います。

また後編として「桐野利秋生誕の地」と「桐野利秋開墾地跡」のビデオ鑑賞も予定しています。

次回勉強会開催日時は8月3日~6日の間を予定しています。

会員の皆様には詳細が決定次第、ご連絡させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週土曜日、本年第一回目の勉強会・懇親会が開催され、盛会のうちに終了しました。

 

当日は天候が悪く午後5時からの開始ということもあり内心「それほど集まっていただけないかもしれない」と思っていましたが予想に反して21名の方が参加して下さいました。

 

この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

 

今回は会員以外の方も参加していただきました。

 

当会の規約でも謳っております「社会に南洲翁の精神を広める」上でも一般の方にご参加いただくことは有意義であります。

 

 

また、議論を交わすにしても、会員間の意見交換はいうまでもなく大切ではありますが会員以外の方からのご意見も貴重であります。

 

前半は西郷先生ゆかりの地のビデオをご覧いただきました。映像を流しながら各々の地の解説を致しましたが時間が足りなかった箇所がいくつかありました。説明不足の内容は次回に補足させていただきます。

 

勉強会終了後、メ-ルアドレスをお持ちの方に参加御礼のメ-ルを差し上げましたところ皆様「想像していたよりも面白かった。次回もまた参加したい」と返信して下さいました。(お世辞かもしれませんが)まずはホッと胸をなでおろした次第です。でもメ-ルの文面から"真剣さ"ですとか"躍動感"が伝わってきたことも事実です。

 

今回の勉強会は実質的に第一回目でしたので細かなテ-マを設定しませんでしたが西郷先生の魅力はお伝えできたと考えております。

今回の副資料として三島由紀夫さんの「銅像との対話-西郷隆盛」を使用しました。西郷信奉者にとっては含蓄のある表現ですので是非一度読まれて下さい。

 

次回勉強会の日時・テーマ等は未定ですが7月下旬~8月上旬を予定しております。

 

あくまでも私の希望なのですが前半は私が撮影した桐野利秋(中村半次郎)さん「生誕の地」及び「吉野開墾地跡」を観ていただきながらの解説をさせていただければと思います。

 

後半は「西郷南洲翁遺訓」か「西郷先生が書かれた手紙」をもとに参加者間の意見交換を行うまでを期待しています。

 

混沌とする今の日本。西郷先生の思想そして偉業を今の世に生かす以外に諸問題解決の処方箋はないと私は確信しております。

 

 

                                      工藤 勉 拝

 

 

 

またまたご無沙汰しております。申し訳ございません。

今、日本は多事多難に直面しております。

先月上旬、東北地方を襲った大震災と原子力発電所事故により日本全国がパニックに陥っております。

私たち日本国民はあらためて自然の恐ろしさを実感したと思います。前回で私が述べた「自然を尊ぶ」という気持ちが日本国民から消えうせていた矢先の災害です。今は一日も早い復興を祈るのみです。

さて北海道南洲会の活動も先に開催された総会以来、目に見える形ではなされていません。

私が資料として活用する予定のビデオ編集に手こずり先に進むことが出来ませんでした。

本日、何とか編集と制作が終了しましたので勉強会開催に向けて調整して参ります。

私のような未熟者が西郷隆盛先生を語る資格はありませんが"西郷隆盛先生に対する思い入れ"を語ることだけは可能です。

西郷隆盛先生の生涯を再度、振り返りながらその魅力を語りたいと考えております。

繰り返しになりますが今の日本は内外とも信用を失墜しております。

諸外国からの信頼を回復するならば日本国内(国民)が西郷隆盛先生がおっしゃる「正道」を歩む必要があります。

表面的な体裁を整えてもいつかは綻びます。

当会も社会に貢献することが出来る資格と能力を蓄えて参ります。

 

                                       工藤 勉 拝

 

 

 

 

 

 

今年に入り、私が住む札幌市も大雪に悩まされております。

 

雪が降るたびに毎年感じることですがその降り方が昔と異なっております。ここ数年、一気に大量の降雪に見舞われるといった状態です。昔は少しずつ降っていたものですが・・・・・・。これも温暖化の影響でしょうか?自然を敵にまわすと後々、手痛いしっぺ返しに遭います。西郷隆盛先生がおっしゃっておられた"敬天"にも「自然環境を大切にすること」の意が含まれているのではないかと私は常々、感じております。

 

さてそんな厳寒のなか先週の土曜日(25日)に当会総会が開催されました。

 

20名近い会員様にお集まりいただき懇親会ともども無事、終了することが出来ました。まずは感謝申し上げます。

 

当会は札幌市以外の都市に在住されていらっしゃる方もおります。本当は一同に集いたいところなのですが地理的・物理的要因はいかんともしがたいです。

 

その点からも今年こそ当会員の皆様と西郷隆盛先生のお墓参りに行くことが出来れば嬉しいです。特に普段、お目に掛かることが出来ない方とは鹿児島でゆっくりとお話がしたいです。

 

本年の当会の活動ですが主として会内における勉強会を充実させたいと考えております。

 

偉大なる西郷隆盛先生の偉業を学ぶと同時にその遥か深遠に潜む「精神」にまで踏み込み、会員間で議論をしていきたいです。

 

西郷隆盛先生の足跡を辿り研究することもその思考を理解する上で大切なことではありますがそれでは単なる歴史の勉強に終わってしまいます。重要な事は西郷隆盛先生が幕末から明治新政府樹立まで節目節目で遂行された政策や行動の背後にある信念とでもいうべき要素を推察していかなくては偉業を今の世に伝え、実践していく事は不可能であると私は考えます。

 

今年は会員相互の談論風発が期待されます。

 

懇親会では早くもその兆候が見え始め、かなり激しい議論も見受けられました。当会に所属されている会員さん達は西郷隆盛先生に関する書籍を深く読み込んでいるだけではなく思い入れが強いのです。勢い議論が激しくなるのは当然です。

 

何代か前の御身内に西南戦争に参加(もちろん薩摩軍です)した方がいらっしゃるという方も2名おりますから筋金入りです。

 

西郷隆盛研究に長年、携わってきた方ほど「西郷隆盛という人物は理解できない」と述べています。それは常人が味わった事のない辛酸を経験されているからであると私は解釈しております。

 

私など若輩者ですから西郷隆盛先生のわずかな部分でさえ理解できずにおります。

 

毎年、西郷先生の命日に鹿児島に行き、深夜の西郷洞窟の前に佇んだり、お墓の前に1時間も立って「何か少しでもつかみたい」と思うのですが日常の苦労が足りないせいでしょうか、ぼんやりとした概念ですら理解しておりません。

 

西郷隆盛先生を理解したいのなら普段から積極的に辛酸を味わい克服していく姿勢を持ち続けなくてはいけないのでしょうね。

 

平成23年は残り11カ月を切りました。毎日を大切に過ごしてまいります。

 

                                                                     工藤勉 拝

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